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2009年02月26日

華麗なる一族・チョ〜どろどろ

華麗なる一族 Vol.1 (2007年 / 日本 )

直木賞作家・山崎豊子の小説を、木村拓哉主演で映像化したTVドラマシリーズ第1巻。阪神特殊製鋼専務・万俵鉄平は、高炉建設を実現すべく日夜奮闘していた。第1話と第2話を収録。TV未放映シーンを加えて再編集したディレクターズ・エディション版。


セットの豪華さでスケール感が出た。役者もそれぞれの人物像を色濃く出して演じている。
しかし、目玉である主役の木村拓哉が序盤は動きや表情に小芝居が出て、とくに北大路欣也との場面ではかえって演技の軽さが目立った。中盤からは、彼も周囲の役者の正面から堂々と向かってくる演技に気づいたのか、落ち着いた演技になって、だんだん作品の歯車に噛み合い見せ場も盛り上がってきた。それでも父親と闘っている中盤は北大路はじめ多くの役者の中で主役の割には存在感が小さく、木村拓哉の持ち味は父親との戦いに負け感傷的な場面となる終盤で最も光った。つまり作品のスケールから離れて孤独になったとき、彼の存在感が生きてきたのは、大作の主役としては何とも皮肉だ。
彼の現代ファッション感性を代表する素養は「ヒーロー」など現代テレビドラマでは生きるが、「武士の一分」でもそうだったが、違う世界を作るだけのものがない。もっとも、木村以外の若手役者も、ベテラン陣が気を吐く程に存在感が薄くなる。かつては映画のような大作の経験があるベテランと違い、若手は大作に出る経験が少ないだけに仕方ないかもしれないが、それだけ大作というものが出来にくい環境になることも感じる。
作品としては、「肖像画」や「鯉」のお粗末な小道具、ラストで北大路が遺体安置室に来たら全員引き揚げる不自然な場面、ベテランと若手俳優との格の違いなど気になるところはあったが、原作の骨太のストーリーを引き出せたことで力ある作品になった。


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posted by 幸村 at 22:25| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 永遠の名作 心に残る映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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